SSブログ

捨てる写真③ 両親(2)結婚 [古い記憶の整理]

s_bmm01.png
結婚式に行く前、母の実家で撮った写真だと思われます。
母の前にいるのが祖母。
銀座の生まれ。先日話題になった泰明小学校出身です。

母の向かって右側、目をつぶってしまっているのが
祖母の母。私から見ると曾祖母で、名前は「てふ」と書いて、これで「ちょう」と読みました。
その右に座っているのが祖父。
祖父の上が大森の叔母さんで、たぶん祖母の妹。
母の向かって右の男の子とか、
大森のおばさんの向かって左の人たちは誰だかわかりません。
たぶん大森のおばさんの家族なのではなかろうか。
母の向かって左後ろがぺんぺんで、祖母の妹。長唄の師匠。
母の角隠しに隠れてしまっている人は、ぺんぺんの弟子で、
「おしのやさん」(漢字はわからない)
ぺんぺんの向かって左がフミコ叔母さん。
フミコおばさんの前の女の子と、女の子の向かって左の人はその母娘で
母の実家の隣に住んでいた人です。
名前は忘れたけれど、女の子のことは「スミコおねえちゃん」
と呼んでいました。

2-8結婚.png2-9結婚.png
結婚式は靖国神社で挙げたとのこと。

どうやらもう私がお腹の中にいたようです。

2-10結婚.png
座っている人を見ると
仲人は横浜のお姉さん夫婦のようです。
すごいぼやけていてはっきり見えないけど
母方の祖父母が別人のように見えます。

2-2結婚.png
写真撮影前のごたごた
こちらの方が人の顔が少しわかります。

2-1結婚.png2-3結婚.png
2-4結婚.png

両親の馴れ初めについては、
最初、母の友人が父に告白するために母に一緒に来て欲しいと
一緒に着いていったようです。
その友人のことは「襟おしろい」の人とか言っていたけど
名前は忘れてしまいました。

戦時中には父はジフテリアで入院していたらしいのですが
その病院の看護婦さんとも付き合っていたようです。

結婚については、父が「押しかけられた」言っていて
母はそれについて何も言わなかったので、
たぶん、本当のことなのではないかと思われます。
母は本当に父のことが好きだったのだろうな、と思います。

また、父の兄弟はお役所に勤めている人が多く、
わりにぼんぼんだったので、父方の祖父は母との結婚には反対だったようです。

母方の祖父はお勤め人のことを「カタギさん」と呼んでいたので
自分の商売は「ヤクザ」なもの、と思っていたようです。
学問は必要ないと思っていて、男の子だけ、望めば大学に進学をさせましたが
三男は進学を望まず、すぐに銀行勤めをしたようです。

おもしろいのは、この三男が今もパソコンなどを使っていて
たぶん、長男は使わないと思うし
次男は寝たきり。
三男は銀行で電子化の時に自分も関わったということが大きかったようで
PCは好きみたいです。

母方の家族は女性の方が気が強くて、思ったこともはっきり言うし
おじいちゃんはいつもギャグにされていましたが
年功序列だったかもしれないけれど、祖父は勲章ももらいました。

この時、祖父はモーニングを作って欲しい、と祖母にねだったのですが
「紋付き袴があるでしょ!」
と一蹴され、作ってもらえず、
その時の集合写真を見ると、なんと、紋付き袴は祖父一人!!
今は殿方がまた着物を着たりするのが流行っているから
今の方が紋付き袴の人は多いのかも???

(3)に続く


コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。