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001 物を書く [プロクリモノログ]

言葉はどこからやってくるのでしょう
描いた絵に色を塗るように
つぎつぎと『これ』『これ』というように言葉は下りてきます
ときどきは何にしていいかわからずにちょっと考えます
そのもとになったものはいったいなんなのでしょうか
空間を探ってみるに
それはなにか生きるということに付随している
存在のひとつの証明のようなもの??
かもしれません

五十音をどうやって編み込んでいるのやら
実体のないところからその文字はやってきます
それはこの実体のない自分の思考をどうにか意味づけようとする行為ってことなのかな?

言葉には限りがあると思われ
ひとりの人間がつづる内容はどうしても同じようになってしまうような気がするけど
それでもひとつのファイル内につづられた言葉が
それまでにつづったファイルと一言一句同じということはあり得ないのです
似ているということはあるかもしれないけど
まったく同じということはないのです

だからなんなのかというと
なんでもない
ただ書く場所があり
時間があり
そして今ほかにやることがないから書いています
結局
言葉はどこからやってくるのかはずっとわからないのです
001.jpg

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