SSブログ

瞳の奥の秘密 [映画]

シャンテで見ました。

瞳の奥の秘密
スペイン・アルゼンチンの映画でした。

辛口ごめん。
映画を気に入っている方は、スルーして下さい。

全体を包む重厚な雰囲気はいい感じだし、いろいろがんばって作っている映画だとは思う。
場面造りも凝っているし、サッカー場のシーンなども、ひょえ~~っと思った。
そんな場所でたった一人の犯人を見つけるっていうのも、ひょえ~~だったけど…。
とにかく、お話がセンチメンタルすぎるよ~。
情熱があふれ過ぎ~。
全体的にはそれを押さえて、どろどろにならないように渋めに作っているけれども、「本当の愛」とか言われても、しらける。
雰囲気ばかりが勝っている。
究極の刑は「私刑」だとは思っているので、「本当の愛」を貫いただんなの選択については、別にどうこう思わないけれど。
何十年もそれだけに捕らわれて生きるってどうなの?
捕らわれるってのは、つまりは視野を狭くするっていうことなのだと思う。
物語も、主人公とその相棒の発想、直感、思いこみから決して脱線しない。
長い年月を描いていて、一見、壮大に見えるけれど、つながっている部分はすごく狭くて、奥行きってものがない。
しがらみから脱せない不自由さを感じるのだ。
ベンハミン。
扉を閉めて…、これからはじけるんでしょうか???

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0