シネ・アミューズ イースト/ウエストにて [映画]
「ブラック・スネーク・モーン」 Black Snake Moan
タイトルを訳すと、「黒いヘビのうめき」。
ブルースって、まさにうめきのような音楽だっていうことですね。
親から受けた影響を引きずる。
その親はまたその親から受けた歪みを補正できずに、子どもに与えているのかもしれない。
そのもともとの原因はいったい、どこが始まりだったのか。
たどり切れない。
今、自分が断ち切るしかない。
一人じゃできない。
途中まで、「なんだこりゃ?」という思いもあったんだけど、
最後の方、ほろほろと泣いてしまいました。
サミュエル・L・ジャクソンって、すごい。芸達者すぎる!
敬服。
「ミルコのひかり」 Rosso come il cielo
こどもたちがすばらしい!!!
過剰な演出にならずに、自然にこどもたちを映し出しているところがすばらしい。
こどもたちのやりとりが、生き生きしていて楽しい。
ファンタジーの描き方も、生活の延長にあるように、自然で、心躍った。
こどもだから、目が見えないからということで受ける理不尽な対応に、切なくなる。
どうしても泣いてしまうけど、これはしょうがない。
エンドロールに映画のスタッフとしてのミルコの名前を見つけるのに、必死になってしまった。
静かに、力づけてもらった。
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